USA NHTSAの次世代ダミー(WorldSID50及びTHOR50、THOR-05F)に関する法規化への動向。
THOR50の49CFR Part572及びFMVSS208オプション
WorldSID50の49CFR Part572及びFMVSS214オプション
THOR-05Fの49CFR Part572の動向
ATD詳細に関しましては、お問い合わせ入力フォームまでお問い合わせください。
THOR50の49CFR Part572及びFMVSS208オプション
WorldSID50の49CFR Part572及びFMVSS214オプション
THOR-05Fの49CFR Part572の動向
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この情報は2010年9月にSAEより発行されたもので、最新情報ではありませんが、重要な情報として再度ここに掲載いたします。
Hybrid III Familyにおいては、胸部の外部からの衝撃による変位量はロータリー式ポテンションメーターでその変位量を測定します。しかしながら、この変位量は変位電圧により推定された値であり、相互の関係は非直線性ですが、相互の変位量(mm)と(mvolt/volt)の変換数式によりSAE Dummy Testing Equipment Committee(DTEC)で認証されております。
しかしながら、同一のダミーでありながら校正試験設備間での計測データーに差が発生する事も事実で、それぞれの技術者の経験とSkillにより結果が異なることも多々発生しております。
この、校正試験設備間での胸部変位差を最小限に留め、またダミーの個体差による変位差を最小限にするために、変位計測の非直線性の数式の修正を提案するものです。特に、内容としては変位計の校正試験手順と集積データーの数式変更となっております。
詳細については、添付いたしますJ2517をご参照ください。
ROHS2(EC特定有害物質使用制限)に、新たに2015年6月(2015/863)に以下の4物質が追加され、現在10品目が規制対象物質となりました。
追加物質:DEHP、BBP、DBP、DIBP
これら6物質に以下の4品目が新たに2015年6月(2015/863)に追加され、現在10品目が規制対象物質となりました。
新たに追加された4物質は、フタル酸化合物で日本国内では広くポリ塩化ビニールの可塑剤として使用されておりますが、規制が始まるのは2019年以降が予定されております。
JASTIでは従来ポリ塩化ビニールの可塑剤としてDINPを使用してまいりましたが、DINPは上記4品目には該当しませんが、フタル酸化合物である観点より、将来の規制対象物質として懸念されるため、2015年よりフタル酸(Phthalic acid)を含まない可塑剤に変更いたしました。この情報は2016−2017JASTI製品カタログで紹介しております。
上記、フタル酸フリーの可塑剤を使用して弊社製全塩ビ製品は製造されております。それに伴い、製品製造精度も重量、硬度を以下の図面要求値に基づき製造致しております。
ダミーのROSH規制に関する詳細はお気軽にJASTIまでご相談ください。
モールド製品規格参考資料(PDF)
ISO TC 22/SC 36/WG 5より2013年5月に発行されたISO 15830 WSID 50thのSecond EditionのPart-1〜Part-4が3年間の経過措置を経て2016年2月にupdateされ、新たにPart 5: Dummy design updatedとしてアナウンスされました。
詳細内容については添付する技術情報をご確認ください。特に構成部品のセグメント重量は修正が加えられており、機能上の変更も両碗並びにAnkle部の可動範囲、Pelvis fleshの内部形状変更等に変更が加えられたものにupdateされております。
Lumbar Spineの硬度は、その人体ダミーの上半身の挙動及びRib衝撃値に直接影響する重要な部品です。その為、円筒形のLumbar Spine(Hybrid-Ⅱ 50th ,Hybrid-Ⅲ 5F, 6才児, 3才児)はTorso曲げ試験にてUpper Torso全体の曲げ特性を総合的に管理してきた。
但し、Hybrid-Ⅲ 50th のLumbar Spineは湾曲した形状の為、その性能管理をゴム硬度で管理してきた。弊社ではTorso曲げ試験機を用いてLumbar Spine単独の曲げ特性を評価し、製造管理することでUpper Torsoの挙動を管理している。