今日、世界中で交通事故による死亡者は120万人いるといわれております。今日の自動車社会ではいくら安全運転に心がけても、交通事故に遭遇するリスクが私達を取り巻いております。
私達の安全を確保するために、自動車は日々進化し、より安全な乗り物になってきています。例えばシートベルト、エアバッグの装着等の乗員保護装置の普及、歩行者保護の為の車両構造・形状・素材の改良、さらには運転支援システム等など数々の安全を確保するための装備が自動車に組み込まれ、より安全性の高い乗り物へと進化しています。
それでも交通事故ゼロの社会が訪れる事は21世紀末をもっても達成される事はないかもしれません。
JASTIはこれらの自動車の「安全性の確認」のための「測定機器」として、人体ダミーを製造販売しております。乗員保護を目的とした衝突実験用の人体型ダミー、歩行者保護を目的とした頭部衝撃試験装置であるへッドフォームインパクター、またダミーの性能・精度確認を目的とした校正試験設備等の製造販売を行っております。
これらの製品の製造販売を通じて、より安全な自動車の開発に貢献できるよう、市場のニーズに合った新たなダミーの開発・製造に取り組んでまいります。
交通事故がゼロの世の中が訪れたときに、我々の役目は終わりますが、その日が訪れるまで、私達の安全を守る為にJASTIはダミーの製造・販売を行います。
ジャスティは日本で衝突試験用ダミーの開発と製造を行う実績のある会社です。お客様の高いご要望に応えたダミーパーツの製造が、弊社の目指すところです。
弊社の製品は法規及びSAEの技術報告書に適合しているだけではなく、弊社テクニカルセンターで行われる高い品質評価試験においても合格しています。
実際のダミーにおける各部位の機能を評価することで、各部位の品質を保証しています。
また、ジャスティでは、歩行者保護のためのヘッドフォーム・インパクターも製造販売しています。
日本自動車研究所(JARI)と協力して大人用4.5kg、子供用3.5kgのインパクターを開発しました。
弊社の高品質のインパクターは耐久性とその安定した品質において、世界の市場で高い評価を受けています。
弊社の製品は法規及びSAEの技術報告書に適合しているだけではなく、弊社テクニカルセンターで行われる高い品質評価試験においても合格しています。
実際のダミーにおける各部位の機能を評価することで、各部位の品質を保証しています。
また、ジャスティでは、歩行者保護のためのヘッドフォーム・インパクターも製造販売しています。
日本自動車研究所(JARI)と協力して大人用4.5kg、子供用3.5kgのインパクターを開発しました。
弊社の高品質のインパクターは耐久性とその安定した品質において、世界の市場で高い評価を受けています。
- 自動車衝突安全試験を通じて社会に貢献する
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- No.1よりONLY1を目指す
- お客様の立場に立った企業活動を行う
- 力量を向上させ継続的品質改善に努める
- 公平性の維持とリスク管理を確保し顧客信頼度を向上させる。
- お客様の期待を超える業務推進
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- 計測器としての人体ダミー (ダミーの個体差を低減し、性能レベル管理)
- 繰り返し性 (ダミーの耐久性、信頼性維持)
- 再現性有る人体ダミー
JASTIダミーは生体忠実度(Biofidelity)再現の為に人体の皮膚に相当する構成部位はポリ塩化ビニル(polyvinyl chloride, PVC)を使用して製造しております。このPVCに柔軟性を持たせ、より生体忠実度を高める為に、可塑剤・安定剤を混入して熱成形により、モールド製品を製造しております。
JASTIのモールド製品は2009年の製造開始以来、可塑剤としてはDOP以外の安全性の高いDINA,DINPを使用しておりましたが、これらの可塑剤もフタル酸を含む事による発癌性が懸念されるため、フタル酸フリーの新たな可塑剤に2015年より変更いたしました。これにより、JASTI製の塩ビ製品はさらに安全性に優れた製品となって居ります。
JASTIのモールド製品は2009年の製造開始以来、可塑剤としてはDOP以外の安全性の高いDINA,DINPを使用しておりましたが、これらの可塑剤もフタル酸を含む事による発癌性が懸念されるため、フタル酸フリーの新たな可塑剤に2015年より変更いたしました。これにより、JASTI製の塩ビ製品はさらに安全性に優れた製品となって居ります。
Hybrid III 50th,5thの人体の胸骨(リブ鉄材)は特殊鋼により成形されておりますが、人体忠実度を高める為に、リブ鉄材の裏面にダンピング材が貼付けられております。
従来このダンピング材はUnited Mcgill社製のダンピング材が指定されていましたが、製造中止により現在はそれと同等の代替品が使われております。
JASTI は独自の開発により、従来の型のダンピング材から同等の性能で、より熱変位を受けにくい低炭素含有素材を使用しております。
また、これらリブ鉄材とダンピング材の組み合わせにより、胸部変位はLow/High Speed Impact Certificationの発行が可能となりました。
従来このダンピング材はUnited Mcgill社製のダンピング材が指定されていましたが、製造中止により現在はそれと同等の代替品が使われております。
JASTI は独自の開発により、従来の型のダンピング材から同等の性能で、より熱変位を受けにくい低炭素含有素材を使用しております。
また、これらリブ鉄材とダンピング材の組み合わせにより、胸部変位はLow/High Speed Impact Certificationの発行が可能となりました。
ダミーは製造上生体忠実度が要求されるため、屈曲・伸張等のゴムの特性を用いた多くのゴム製品が利用されております。
ゴム製品は製造時点からの経過時間に伴い、その特性が変化する為、製品製造上、硬度に関しては一定の許容範囲が法規上設定されております。JASTIはこれらの図面情報をベースにLumbar Spine, Nodding Block, Knee Flesh Insert等正確な硬度別の部品パーツを提供しております。ダミーの校正試験ではこれら硬度別部品・パーツの組み合わせによる調整・校正等が可能ですので、ぜひお試し・お問い合わせください。
ゴム製品は製造時点からの経過時間に伴い、その特性が変化する為、製品製造上、硬度に関しては一定の許容範囲が法規上設定されております。JASTIはこれらの図面情報をベースにLumbar Spine, Nodding Block, Knee Flesh Insert等正確な硬度別の部品パーツを提供しております。ダミーの校正試験ではこれら硬度別部品・パーツの組み合わせによる調整・校正等が可能ですので、ぜひお試し・お問い合わせください。
Lumbar Spine はゴム材をベースに人体の腰椎の役割を果たしており、変形する事により衝撃力を吸収し、胸部衝撃を吸収する役割を果たしています。
Lumbar Spineの性能には、単に表皮硬度のみならず繰返し性、復元性、耐久性等が要求されます。特にHybrid III 50th Maleは表面硬度、5th FemaleはTorso Flexion Testが要求されていますが、胸部変位は、これらの基礎的校正部品であるChest Jacket, Rib Assembly及びLumbar Spainが大きく関与してその特性が制限されます。
その為、各構成部品の精度はいうまでもなく、個々の構成部品の精度と信頼性を高める事が、ダミーの信頼性を担保するため、各種試験を独自に実施して、常に信頼性、耐久性、再現性を追求しております。
Lumbar Spineの性能には、単に表皮硬度のみならず繰返し性、復元性、耐久性等が要求されます。特にHybrid III 50th Maleは表面硬度、5th FemaleはTorso Flexion Testが要求されていますが、胸部変位は、これらの基礎的校正部品であるChest Jacket, Rib Assembly及びLumbar Spainが大きく関与してその特性が制限されます。
その為、各構成部品の精度はいうまでもなく、個々の構成部品の精度と信頼性を高める事が、ダミーの信頼性を担保するため、各種試験を独自に実施して、常に信頼性、耐久性、再現性を追求しております。
Nodding BlockはHybrid III 50M、5F、95LMのNodding Joint Assemblyに組み込まれるゴム製のBlockですが、首特性試験において首性能を調整する重要なBlockです。
50Mの場合、屈曲試験において首最大回転角64−78°、首最大回転角到達時間57-64msのみならず、最大モーメント88.2-108.4Nm、最大モーメント到達時間47-58msを調整する上で微細な調整がNodding Blockの硬度を変更することで調整が可能となります。Neck の屈曲・伸張特性試験はNodding Blockの硬度との組み合わせにより、特性が調整できることが検証されております。
Nodding Blockの硬度は法規図面指示によりDurometer(ショアA)硬度計で80-90が指定されておりますが、JASTIは中間硬度85のNodding Blockとの組み合わせで首特性試験に合格するNeckを供給しております。しかしながら、要求される校正値に首試験性能が適合しない場合には、硬度の異なるNodding Blockで校正値に調整することが可能です。
JASTIでは硬度の異なる5種類(80-82-85-87-90)のNoddingBlockを取り扱っておりますので、Neck,Molded製品の交換の前に、Nodding Blockの調整によるNeck特性の確認を推奨いたします。詳しい性能特性についてはJASTIまでお問い合わせください。
50Mの場合、屈曲試験において首最大回転角64−78°、首最大回転角到達時間57-64msのみならず、最大モーメント88.2-108.4Nm、最大モーメント到達時間47-58msを調整する上で微細な調整がNodding Blockの硬度を変更することで調整が可能となります。Neck の屈曲・伸張特性試験はNodding Blockの硬度との組み合わせにより、特性が調整できることが検証されております。
Nodding Blockの硬度は法規図面指示によりDurometer(ショアA)硬度計で80-90が指定されておりますが、JASTIは中間硬度85のNodding Blockとの組み合わせで首特性試験に合格するNeckを供給しております。しかしながら、要求される校正値に首試験性能が適合しない場合には、硬度の異なるNodding Blockで校正値に調整することが可能です。
JASTIでは硬度の異なる5種類(80-82-85-87-90)のNoddingBlockを取り扱っておりますので、Neck,Molded製品の交換の前に、Nodding Blockの調整によるNeck特性の確認を推奨いたします。詳しい性能特性についてはJASTIまでお問い合わせください。
膝特性試験では、自動車全面衝突時に、膝が受ける衝撃力を正しくダミーが構造上測定可能か否かを確認するため、プルーブによる衝撃試験を実施します。
最大衝撃力は471.5-578.2daNが要求されますが、Knee FleshとKnee Cap Assemblyの間にはゴム製品のKnee Flesh Insertが装着されており、この硬度を変えることにより衝撃力の調整が可能です。法規図面指示によりDurometer(ショアA)硬度計で40-50が要求されておりますが、JASTIでは中間値である硬度45のKnee Flesh Insertを標準として提供しております。性能確認試験時に要求衝撃力が得られない場合には、Knee Flesh Insertの硬度を変えることにより調整が可能です。
JASTIでは硬度42(soft)-45(standard)-47(hard)の3種類のKnee Flesh Insertを準備しておりますので、膝衝撃試験で要求値を満たすことができない場合には、異なる硬度のKnee Flesh Insertをお試しすることを推奨いたします。
最大衝撃力は471.5-578.2daNが要求されますが、Knee FleshとKnee Cap Assemblyの間にはゴム製品のKnee Flesh Insertが装着されており、この硬度を変えることにより衝撃力の調整が可能です。法規図面指示によりDurometer(ショアA)硬度計で40-50が要求されておりますが、JASTIでは中間値である硬度45のKnee Flesh Insertを標準として提供しております。性能確認試験時に要求衝撃力が得られない場合には、Knee Flesh Insertの硬度を変えることにより調整が可能です。
JASTIでは硬度42(soft)-45(standard)-47(hard)の3種類のKnee Flesh Insertを準備しておりますので、膝衝撃試験で要求値を満たすことができない場合には、異なる硬度のKnee Flesh Insertをお試しすることを推奨いたします。
商号 | 株式会社ジャスティ |
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所在地 |
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資本金 | 6,000万円 |
役員 | 代表取締役 小澤 芳裕 |
創立 | 平成6年1月 |
決算時期 | 12月末日 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 |